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明日から4日間お勤めがお休みなので、作曲とアレンジ、歌詞案件があれば歌詞を書こうと思います。
今日の帰り際、会社ではGW中どこに行くかで盛り上がっていましたが、私は(今は)どこに行きたいとかあんまりなくて、あえて言うなら軍艦島に行きたい。軍艦島は、炭鉱の島で、ものすごい勢いで成長してものすごい勢いで廃れた島です。なんかね、そこには物語があると思うのです。そういうの大好き。不謹慎ですがドバイが廃墟になったら是非行ってみたい。
もう一つは九龍城砦、もうないですけどね。行って見たかった。勢いに任せて無計画に造られた建造物がぐちゃぐちゃになって、なんでこうなった!みたいのを見るのが好きなのです。日本ではあまりそういうの見られないです。建築に関する法律もありますし、規定がある。そういう規定が無視されているカオスな場所では、建造物の拮抗がそのまま人のパワーの拮抗だったりします。九龍城砦の中にも勢力図があったと思う。それがそのまま形になっているなんて、すごいと思うのです。アートだよ。そこで暮らす人々のブルースも相まって、なんかすごいパワーですよね。そういう場所で生まれる物語は、やっぱりあらゆる人の情動が詰まっていてなんかものすごいのだろうなぁと思うのです。
日本でも、あの大きなビルは誰某が建てたとか、一等地はどこそこの保険会社のものとか、勢力図的なものはあるのですが、経済社会地図なので、わかりやすいですよね。ルールがきちんと守られ、土地の売買も会社の売買もスマートに行われるような国にある物語の中身は、本能とは別の所でいろんなものが動くのでなんか直接的にはそそられない。そこに働く人を知ると、初めてセクシーになってくるのですけどね。それに比べると九龍城砦はその出で立ちからもう既にセクシーだ。たまんない。
なにを書いているのかよくわからなくなってきたので、DVDを観て寝ることにします。おやすみ世界。おやすみ愛おしい人。
- 作者: 宮本隆司
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 1997/06/01
- メディア: ハードカバー
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九龍城探訪 魔窟で暮らす人々 - City of Darkness
- 作者: 吉田一郎,グレッグ・ジラード,イアン・ランボット,尾原美保
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2004/02/21
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- 作者: オープロジェクト
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