やってみたい案件メールを尻目にアレンジ研究(メジャーの大ヒット曲完コピ)をしています。終わってないのでなんか落ち着かない。

アレンジ徹底研究メモ

4/30 

17:48〜19:13 ストリングス 第一バイオリンと第二バイオリンは一緒のトラックで、あとはビオラのパート。サビになってオケが混雑してくると、バイオリンのパートの倍音の下が鳴ってるのか、ビオラが鳴ってるのかわからない。暫く悶々とヒアリング。が、グループ内でそれを聞き取れるのは田中氏(のところのエンジニアさん?ご本人?)とエンジニアさんくらいかと思い、聴こえ方優先で MIDI データを作成。

20:04〜21:03 引き続き聴音
21:18〜22:31 データのレングスとか、タイミングの修正

お夕飯を食べていなかったことをはたと思い出し、ちびすき焼きを食べる。弟の誕生日にプレゼントした美味しいもの券でお取り寄せした牛肉。弟がわざわざ持ってきてすき焼き大会だったのでした。私は小林君と打ち合わせをしていたので、その席にはいなかったのですが、極上でした。

23:05〜2:10 味付け程度に入っているワウギターにかかるのだけど、ワウが結構強めにかかっていて、構成音さえ聞き取れない体たらく。ギターの種類もわかんないし、アンプもわかんないし、ワウの設定もわかんない。


時間はかかっているのですが、この辺までは(テンポマップ作成、聴音、耳コピMIDI打ち込み)やれば必ず出来るという範囲でした。音色選びもそんなに苦労しないと思うけど、ここからが未知の領域です。挿さっているフェクトの種類までは分かるのですが、どういう設定になっているのかを微細に聴き取る!これが今回自分にとって一番の課題だと思います。うーん、この楽曲は全ての音色がかなりドライなので、もう少し派手なオケのものをセレクトしたら良かったかとここに来て考え込んでしまったり。ギターは、しばらくワウやパーサーを挿したり GuitarRig を挿したりしてうにうにしていましたが効率が落ちてきたので諦めて就寝。

5/1 

14:00〜15:00 ギターの構成音聴き取り。すぱっとわかったので、やっぱり疲れてるとだめだなぁと。この後地獄が。ギターの音色 EQ 設定、ワウ設定をずーっとうにうにと。埒が明かないので一旦止め。

15:46〜15:55 ワウ設定。ギターの音色がそもそも違うというか、生じゃないと出せないフレーズというか。詳細を書くと、弦の最初の鳴りがエッジのある部分とエッジのない部分の差異が大きく、一つの音色では対応しきれない。でも、ちょっと形になってきた。

この後、ピッチベンドのレンジ幅の設定がわからず、その他にも二、三、不明な点があったので、ローランドのサポートに電話。珍しく女性だったので、わいわい楽しくおしゃべりしつつ全て解決。いつもスラスラと御回答いただくのですごいなーと思っていて伺ってみました。研修は一ヵ月半程度で、ローランドの DTM 機材全て対応だって。すごいなぁ。

所用にて席を外す

22:00〜1:00 ペット、アコギ、リードなど、薄く鳴っている楽器と大サビのコーラスをMIDI入力。一番と二番、ラストのサビで、本当に微妙 に演奏が違う。本当に微妙に。でも各楽器のそれが集って、段々盛り上がって行くのね。

MIDI 入力全て完了!ちょっと細かくやりすぎている気もしますが、何が勉強になるかわからないので、出来るだけ詳細詰めていこうと。ここまでは自分で作った場合、現在の自分のスキルだと、短い時間で済むところです。(アイディアさえ枯渇しなければ!)新たに勉強になった点は、ベースのレングスや奏法、テンポマップでのサビのタイム設定など。


ストリングスパートは鍵盤弾いている人が打ち込んでいる感があり、大手のイチオシ作品、ミリオンヒットもこの程度なのかなぁと。まぁ、他にも同じ周波数帯の楽器があって、パートごとに厳密に分ける必要がないといえばない。劇伴やっている友人のトラックの方が、その辺りはオーケストレーション的に厳密だなぁと思いました。でも、結局は極端に言えばバイオリン二本とビオラ二本が左右から聴こえてきてもいいんだよなーって。オーケストラというのは、コンサートホールであの編成だからそれぞれの位置に意味があるわけで・・・。


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