周囲の多大な助けにより、ミックスの課題を一個ずつクリアしていっています。お世話になった方々にはいつかなにかご馳走したい。「いつか」「なにか」。とっても曖昧で期待感を抱かせない良い言葉だー。うふふ。冗談です。なにかきちんとお礼ができるといいなぁとおもっています。アドバイスくださるのは遠方の方が多いのでなかなかアレなのなの。


あと、最近、めちゃくちゃヒットした CD をミックスの観点から(聴点から?)聴いていて、なんでこの音にならないかなぁと思い始めたので、これはとてもいい兆候だと思います。


当面の課題としては・・・

・レイヤーされるエフェクトの周波数をもう少しシビアに聴く
 リバーブやディレイの空間系は場合によってはもこもこの元になる

・アレンジの時点で無駄に音色を重ねない。
 この音!という音色を厳選して、作りこむこと。

・アレンジもだけど、ミックスにももっとメリハリを

こんな感じでしょうか。


あと気になっているのはハイとローのバランス。というか、一緒に鳴ったときの質感。コンプのスレッショルドやアタックの加減、そして倍音が綺麗だと綺麗に聴こえるのかなぁと思っているのです。えーと、これは時々、CDで、例えばベースとアコギが一緒に鳴った瞬間の質感がめちゃくちゃいいとか、バスドラとコントラバスビオラとギターとトライアングルが一緒に鳴った瞬間の質感がすごくいいとか、感じることがあります。稀ですが、あります。あれは、音楽マジックとか、まぐれではなく、作為だと思うのです。エンジニアさんの作為。周波数の綺麗な倍音とかじゃないのかなぁと思ったり・・・。圧縮と開放のバランスなのかなぁ。それとも、ウェーブフォームの組み合わせなんだろうか。すごいよなぁ・・・。


時間の関係で今取り掛かっている音源では試せませんが、次でいろいろ試してみたいと思います。考え得ることは全部やってみてあの質感に近付けてみたいなぁと思うのです。・・・ぎゃーミックスめちゃくちゃ面白くなってきた>< ちょっとやばい領域に踏み込んでる気がする!><


あと、マスタリングソフトを通すと、出る質感というのがあるけど 2MIX の時点でどの程度まで持っていけるのかなぁ。この時点で、手持ちの機材だけで、ここまでは無理だろうと思っていたところをまた越えている感があります。まだまだいけそう。


機会があれば、ごっつー予算かかった案件の 2MIX とマスタリング後の音源の聴き比べとかしてみたいなぁ。


今日は今から歌います。空気が乾燥気味だし、ちょびっとお疲れ気味なので、気分がのらないのですが、だいたい歌う前はこんな感じです。歌ってるとだんだんのってくるのです。なんでもやり始めてみることが肝心なのです。うん。