昨日は途中でソフトが落ちてしまってかなり凹んでしまいました!>< 何気なくI/E を立ち上げた途端に落ちたので、今日は息抜きにインターネットを自重して頑張ったよ!


さてさて、かわいこちゃんに歌ってもらおうの「LAST GIRL」ですが、アレンジを詰めて、細かなデータの修正、音の差し替え、ミックスという過程を経ました。そんでこんな感じになった!マスタリング前の音源です。

ココマデデキタ!!
http://download.sound.jp/mary_tan/s/lg_0811.mp3
( MIX がちょっと楽しくなってきて、10日にこっそり差し替えました。)

うあーい、思っていたよりかわいくなったよー!コンセプトのイメージ通りに作れたのでとても満足しています。あと、あれを足したり、これを引いたり、微調整して完成です。

最後まで迷ったのは、バスドラのレイヤー。KORG TRINITY に808 のサンプル音があるのでそれを足そうかと。えと、実はこの音源でもサビ部分はバスドラをレイヤーしているのですが、パンチがある音ではないですね。曲想とコンセプトを考えて、最終的に足さないことにしました。

この楽曲の制作過程はここまでとしますー。

「LAST GIRL」イメージ写真集

http://pentagon.tumblr.com/


 今後の課題

アレンジは次の目標が見えています。言葉でたとえるのはとても難しいのですが、備忘録の為にもあえて例えると

大勢で大縄跳びをしているときに「えいっ」と思って飛び込まない。

みたいなところです。自然に飛び込む。自然に入る。「えいっ」と思っているうちはこなしている自分に精一杯みたいなところがあって、観ている人を楽しませるには、集中しつつもリラックスした上で観られていることを意識するということが不可欠だと思うのです。メロを作るときには慣れていることもあり、このフローの状態が保てるのですが、アレンジの作業は打ち込みながら、音色を考えながら、と複合的なところがあるので、なかなかこの境地に達することができません。

こんな風に、問題が見えると回答もしばらくしたらやってくるよね。だから、良質のものを聴いて、比較し、自分の問題を浚い出す作業はとても楽しい。でも他の視点が欲しいなぁと思うときがあります。どこぞでも書きましたが、的確な指摘をしてくれるパートナーが欲しい。切実。

MIX の課題は山のようにあります。これは専門にしようと思っていなかったのだけど、もう少し勉強しておかないとなぁ。また整理して日記に書こう。


 とらぬ狸の皮算用

今回、自分の手持ちの機材だけで完パケ近くまで持ってこれるジャンルでした。作業時間を累計してみると、そんなに時間かかってない。そう考えると歌モノのお仕事だけでやっていけた場合、月に3.5曲くらい作れそうです。すごい。年間42曲!(全部がリリースされた上に、全曲ヒットした妄想に入り浸って目がキラキラしている)

・・・今、父の生前に「お前、それは取らぬ狸の皮算用だよ」と数回諭されたことを思い出して、ちょっとしょんぼりしてる!足元見ていこう!><

※ 実際は、制作の実働だけでは話は済みませんね。ボーカルちゃんや事務所さんが関わってくると、打ち合わせの時間、資料制作や調整の時間、ボーカルディレクションや録音の立会い、あとメロや歌詞を推敲する時間が必要だし、アレンジもイメージが固まるまでの時間が必要、仮歌は一度目に歌ったときにはこなれてないので、やっぱり二回歌ってしまうとか、まぁいろいろあります。

課題は半身浴の時間を設けたり、お散歩したり、ヨガしたり、一日寝て起きたりすると大体クリアできるのですが、一日中音楽漬けです。たぶん、どんな現場でも、ものを作るってことは似たようなものだと思います。そう考えると、まぁ、作るということはなんとも因果なことですね・・・。