延滞料を払いたくないので、ねむねむ状態で消化しました。でも最後まで寝なかった!面白かった!ネタバレありなので、これから見ようと思っている人は読まないでネ。


借金の見せしめとして、家族を殺された子供が、復讐を目論むお話です。自分も殺されるはずだったのに殺し屋に情けをかけられ生き延びた子供なんですが、この主人公スレイブ(ジョシュ・ハートネット)かっこええ!ブラピほどのキュートさはないのかなぁと思ったけど、それでもかなりかっこええ。いや、スクリーンやTV画面で見て芸能人て(まぁ、美男美女だよな)って思うし、ブログにはこんな風に「かっこええ」とか「イマイチ」とか好き勝手書いちゃうけど、旬の人って実際に会ったらmjdかっこいい(かわいい)からね!オーラとか言うけど、実際にオーラ出てるからね!まじで輝いてるからね!ありえんよ!同じ人間とは思えん!てなるんだよ!なので、ミスタジョシュ・ハートネットもかなーりかっこええのだと思うん!


無駄にエキサイトしてしまいました・・・。音楽ですが、物語のクライマックスと相まってエンディングソングが異常にかっこよく聴こえます。単体で聴いてもかなりいいトラックだと思う。日本のトップクラスのポップスみたいにどこもかしこも作りこみました!かなりパーフェクトっしょ?みたいな美しさはなくて、結構ラフなかっこよさとか、スカスカのオケのクールさがあって、でも表現したいものがちゃんと伝わってくる。


ちょっと思ったんだけど、良い音楽にはドラマが見えるよね。聴いたときになにかその向こう側を想像させる深みがあると思うん。魅力的な人もそうやなぁ。お会いして、お話して、上層で交わしている他愛もない会話の向こう側に、何かを想像させる人がいる。何かが行き交っている感じとかがある。それが大きければ大きいほど、また会いたい、また話したいと思う。音楽もまた聴きたいと思うのはそういうものだと思う。そういう人になりたいし、そういう音楽を作りたいなぁと思うん。


映画のお話に戻って、途中であぁ、こういう展開なのかなぁとわかってしまうけど、見ちゃいます。構成がきつきつだったというか、もう少し息子を愛しているという裏づけシーンが欲しかったとか、育てられているシーンが欲しかったとかありますが、映画製作は詰め込めるシーンと制限時間との戦いなのだろうと思います。


そしてあまりに物悲しいラストにしたくなかったのか、そこが見せ場だったのか、愛と死のコントラストを見せたかったのか、作り手の意図はわからないのですが、最後は愛で締めくくられます。個人的には愛はなくても良かったなぁ。この設定で、ブルース・ウィリスは完璧な殺し屋ではなくなってしまって、キャラが少し弱くなってると思うん。うーん。演出なのかなー。


そもそも子供に情けをかけた時点で凄腕の殺し屋ではないだろう。そして、情けを見せるならもう少し情けも見せる殺し屋的な見せ場や役作りの指示、演出が必要だろう。いや、情けではなく、子供を殺し屋に育てようと決めた、あくまでも凄腕の殺し屋設定ということなら、この復讐には加担しなかったのだろう、みたいな人物設定の詰めの甘さや矛盾みたいなものが見ている間中ひっかかってひっかかって。こんな素人でも気になってしょうがなかったよ!その辺をどうにかうまいこと見せる工夫が欲しかったです。


ラッキーナンバー7公式サイト
http://www.lucky-movie.jp/


さてさて、インプット強化月間、DVD鑑賞はマリーアントワネットで締めくくりたい。行きつけのレンタル家に一本しか置いてないんだよねー。ほんで、いっつもレンタル中なんだよなぁ。今日も返却しに行くけど、なかったらせっかくきたし、なんか他のもの借りようかにゃーってなっちゃう。そろそろおなかいっぱいだにょ。><